大慈寺と仁王像【仁王像・県指定文化財】

興国元年(1340)の創建で、京都の臨済宗妙心寺の末寺であり、藩政時代には16の支院と100名以上の僧侶がいました。

明治2年の廃仏毀釈により一時は廃寺となったが、明治12年旧大慈寺宝池庵跡に再興され現在に至っています。

仁王像は大慈寺の門前に立つ、高さ229cm、幅124cmの阿相の密述金剛の立像(向かって左側)です。

明治2年(1869)の廃寺により一時は土中に没していたが明治12年に復元されました。

「住山定岩叟 天和二壬戌歳六月十二日 石工藤田次郎衛門 寄進山下弥三左衛門尉盛明」と銘があり、天和2年(1682)の作とされます。

 

住所 志布志市志布志町志布志2丁目1−19

駐車場は志布志市役所志布志支所または市営下小西駐車場をご利用ください。